COLUMN コラム
おうち時間の楽しみ方コラム第2号
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おうち時間をもっと自分らしく過ごす。
ヒュッゲというライフスタイル。
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2021年を迎えました。
あけましておめでとうございます!
どんなお正月をお過ごしでしょうか。
今年はある意味、特別なお正月になっているのではないかと思います。
我が家も、おとなしーーくおうちで過ごすお正月・・・
で す が!!!
そんなときだからこそ、どう過ごすかって大事ですよね。
一番過ごす時間が長いおうちの中をほんのちょっぴりでも変えてみるだけでも、新鮮な気持ちになります。
もちろん、DIYしてみたり、模様替えしてみたり・・・っていうのも楽しいですが、そんな大がかりなことじゃなくても日々の生活の中で、ちょっとしたワクワクを見つけるのって楽しい。
今回は、その「ちょっとした工夫」に目を向けてみたいと思います。
「HYGGE(ヒュッゲ)」っていう言葉、ご存知の方も多いかと思いますが、数年前にヨーロッパの方では特に注目されたキーワード。
ヒュッゲとは、デンマーク語で、“時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉”で、自分らしくいられる
「居心地が良い空間」
「楽しい時間」
そして、
「人と人との繋がりを大事にする時間」
という意味なんだそうですよ!
デンマークって税金が高く、寒くて夜が長い環境ですが幸福度がとっても高い国と言われているんです。
ちなみに、日本はG7の中では・・なんと!!「幸福度」いつも最下位。。。
ヒュッゲから私たち日本人が学べるところ、多そうな気がしませんか?

自分らしくいられる空間や時間・・・と言われても、ピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、そんな難しいことではないんです。
私が日常で実践しているヒュッゲのスタイルは、たった3つです。もちろん、もっともっとたくさんのポイントがあるのですが、今回は3つだけお伝えしたいと思います。
1)家族・友人との時間を大切にする、ひとりの時間も大事にする。
2)●●すべき、●●しなくちゃいけない という概念を外す
3)居心地の良い空間を探求する
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1)家族・友人との時間を大切にする、ひとりの時間も大事にする。
家族のおいわいゴトを、いつもよりもちょっぴり素敵に演出!

今年は、人がたくさん集まる会をするというのは難しいですが、それならば・・家族のお祝い事をいつもよりもちょっぴり素敵に楽しむっていうのもアリですよね。
少人数のお友達や親戚が集まるとしても、「ホームパーティー」という言葉では、ハードルが高い!!!と感じる方もいると思いますが、大事なのは「素敵な時間を共有すること。」美味しいものを囲み皆で楽しくお話をすることです。
そんなパーティースタイルを、ホームパーティではなく
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ギャザリングパーティー
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と、呼んだりするんですよ。
「Gathering」
つまり“集まることを目的としている”のであって、ホストのセンスを競う場ではないっていうこと。お互い、気軽に企画・参加できますよね!
家族や、少人数のお友達と、
美味しいものを食べて、
ゆったりとした時間を過ごすことも私にとってはヒュッゲ。心地よい時間です。
そして、一人の時間も大事。いつもは慌ただしくママ業や妻業や講師業などをしていますが休むのが下手くそで体を壊したこともある私は、強制的に休む・一人になって心も体もリセットする時間というのは大切だなと思います。
ただ一人になるっていうことだけではなくて「どんな空間か」も大事。
それが、あとでお話しする2・3番目のことにもつながります。
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2)●●すべき、●●しなくちゃいけない という概念を外す
ママも、自分だけの時間を大切にしたい

ママだから、妻だからこうしなくてはいけない、とかこれはしてはいけない、とかちゃんとしなくちゃ・・という気持ちに支配されてしまうと日々の生活にゆとりがなくなったり自分自身を見失ったり・・・ヒュッゲとは逆の思考になってしまいます。
子供達が小さい時は、「休む」のが苦手な私は、強制的にリセットする時間を作っていました。今も、夫がそうしてくれているし、私も夫のリセット時間を作ってあげています。
夫婦で、自分軸に戻す時間・リセットする時間をお互いに作れるようにする努力は必要かもしれませんね。夫婦で語らう時間も、とっても大切にしたい時間です。
ママだけど、一人の時間を大切にしたい・子供ではなく自分がしたいことを優先させたっていい。むしろ、ママだからこそ 妻だからこそ心に余裕を持つために家族みんなのためにそんな時間を大切にしたほうがいい。
●●すべき、●●しなくちゃいけないって自分自身で決めつけているだけかもしれませんよ。
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3)居心地の良い空間を探求する
キャンドルナイト・暖かい光を楽しむ!

キャンドルを使うことがヒュッゲ、なのではなくて。。暖炉の火を見ると心が落ち着いたりほっとするように、こうこうと明るいシーリングライトよりも、キャンドル(LEDキャンドル)の方がホッとした気持ちになれます。
つまり、キャンドル=ヒュッゲではなく、ただのツールなんです。
私が時々自分も子供もゴキゲンにする時間として取り入れているのは
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お風呂をスペシャルタイムにすること。
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私はお風呂で
本や雑誌を読む、
キャンドルをつける(浴槽のふちにトレーを置いて並べています)
いつもよりちょっぴり特別なバスソルト・アロマオイルを使ってみる・・
など。(些細な幸せ)
子供達は、
アイスを食べる。
飲み物を飲む。
など。(こちらも些細な幸せ)
・・・お行儀悪い??
これが日常ではなくて「特別な日のアクティビティ」ということを子供達は理解しているので、たったそれだけで笑顔になってご機嫌になれるなら、たまに取り入れたっていいんじゃない??っていうのが私の考えです。
(その“たまに”というのは、パパが長期出張の時です。
※危ないので、キャンドルを使用する時は注意してくださいね!
そして、リビングなどではLEDキャンドルライトやイルミネーション・ストリングライトを使います。
子供達と楽しむ時は、テントを出してキャンプごっこをしたりバルコニーでご飯を食べたり。その時に、やっぱり暖かい光を取り入れることでほっとします。
ちなみに子供たちはキャンプごっこというと張り切って、家中からアイテムを(双眼鏡やランプ、枝など・・・)たくさん運んできます。
あ、帽子も彼らにとっては重要アイテムだそうですよ。
これは、ウッディのテンガロンハット。
これは数年前、アメリカのおうちにて。

庭でいっぱい枝を拾ってきた子供達。
それを焚き火にして遊びたいというので、私がもっと焚き火に見えるようにLEDキャンドルとオレンジ色の紙を、くしゃくしゃにして入れました。ただそれだけですが・・子供達はものすごく喜んでくれました。
子供たちの「ヒュッゲ」だったのかな??私も、童心に返ってワクワクしちゃうキャンプごっこです。家族や周りの人を幸せにしたいと考えるよりも前にまずは自分が、ワクワクしてる??楽しんでる??自分らしくいられている????それってすごく大切なことだなって思うのです。
住環境を整えるだけでもすごく変わるし自分の手で、そんな居心地の良い空間も時間も作り出すことができるんですよね。アイディア次第。
日常がちょっとバタバタしてるな忙しいなって感じている人こそ強制的に、心休まる時間を10分でも作ってみるって大事。
あなたにぴったりなヒュッゲ。どんなスタイルですか?

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ストーリーや想いをカタチにして、
スタイリングでで一目惚れさせる”世界観を作る
-空間スタイリスト- 村井 友起子
【パーティープランナー】
【アイシングクッキー講師】
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[kanaeru30(カナエル30)】
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