COLUMN コラム
おうち時間の楽しみ方コラム第8号
こんにちは!
空間ビジュアルデザイナー村井友起子です。
今年は、7月22日が海の日!
そして、東京オリンピックもありますね!
湘南地区ではヨット競技が 開催されますよ。
今回は、おうちでもできる、海を守る取り組みについて考えてみたいと思います。

皆さんは普段、環境問題、と聞くとどんなことを心がけていますか??
実は、「あまり考えていない」という方が多く(もちろん、節水をするなど自分が関わる金銭的な問題になれば気をつける)
その意識を0から1に持っていくことが難しいと言われています。
それはなぜでしょう。
・面倒臭い
・それよりも便利な生活が優先
・理由がわからない
ということがあるようです。
とは言え、ここ湘南地区は海が違いので、海の環境を守ろう、という意識をしている方は多いはず。それを意識すると、海も、山も、そして自分の身の回りも同じ。
0→1になると、視野が広がります。
SDGsの取り組みについて学んだときに、改めてマイクロプラスティックのことについて考える機会があり、その後ビーチクリーンに行くと今まで気づかなかった「小さなゴミ」が目につくようになりました。
これまでは「そんなにゴミってあるのかな??」と思っていましたが、砂浜をじっと見て触ってみると、意外に多いのです。

マイクロプラスティックとは、環境中に存在する微小なプラスチック粒子のことで、一般には、直径 5mm 未満のプラスチック粒子または、プラスチック断片のこと。
そして、驚くべきことに、出回っている“食塩”の9割からマイクロプラスティックが検出されていて、私たちも体に取り入れてしまっている可能性が非常に高いとのこと。
特にアジアの国々で産出される食塩には、相当量のマイクロプラステックが含まれていると報じられたそうです。
海洋プラスチックを誤飲してしまう海洋生物についても問題視されています。
もちろん、昔から言われていることで、水を出しっぱなしにしないことや、油を固めるもしくはペットボトルに入れて捨てること、エコバッグを利用することや、フードロスを減らすこと、最近は、ラップ類をなるべく使わない。ということを意識しています。
微々たることしかできないですし、少人数がそれを変えることによって何もならないかもしれませんが、一人がパーフェクトにやることよりも、全員が微力ながらも変えていくことが大事と言われているので、私も日常生活の数%を意識しながら生活しています。
これまで、ちょっとしたことでも器にラップをしていたのをやめ、
・キャニスター(ガラス瓶、ホーローなどの器で蓋つきのもの)を利用する
・蜜蝋ラップを使う
ということに取り組んでいます。
夏に作った私の蜜蝋ラップはこちら↓

生地屋さんに行って自分で好きな柄の布を購入し、オンラインで「つくりたい」人が集まり、作りました!もちろん一人でも作れますが、皆で「その柄素敵!」「白菜サイズのラップを作る」とワイワイ作る時間はまた格別です。
作るのはちょっと面倒。。という方は、もちろん購入もできますよ↓
いろんなサイズの展開があります。

可愛いですよねー
とはいえちょっとお値段もする。。。ということで簡単に作れます!
このような、蜜蝋ラップ用の蜜蝋を購入します。

もちろんこれでなくても良いですよ。
いろんな種類があります。
独特の香りがするのですが、この種類は比較的マイルドです。
未精製のものはちょっと匂いがきつい傾向にあるそうです。
機械精製されたものであれば匂いはそんなに気になりません。
布とセットで売っているものもありますよ↓
必要なものは
・アイロン
・アイロン台
・新聞紙(4、5枚)
・クッキングシート
アイロン台を保護するために、新聞紙を4、5枚重ね、その上にクッキングシート、そしてその上に布を置きます。

布をその上に置き、蜜蝋をパラパラとまきます。
目安としては、10センチ×10センチの布に3gの蜜蝋、だそうです。

その上にまたクッキングシートを置き、低温にあたためたアイロンで、ぎゅーーーっと押してロウを溶かしながら、少しずつアイロンを滑らせてロウを広げていきます。

↑ロウを散らしてから、その上にまたクッキングシート。
もし蜜蝋が布からはみ出てしまっても、固まったものをまた使うことができますよ!(匂いがちょっときついものは、固めて、また溶かして使うと匂いが和らぐらしいです)
かつて、パーティープランナーとしても活動していた私にとっても考えないといけない問題。
EUでは、2021年までに、プラスティック製で使い捨ての、皿、カトラリー(フォーク・ナイフ・スプーン・箸など)、ストロー、マドラー、コップ、風船用の棒、風船、などの流通を禁止すると2018年に決定されています。(すでに2021年。どこまで進んでいるのか。)

もちろん、気軽に取り入れられるプラスティック製品はパーティーの中でも取り入れることはかなり多かったですし、ストローやプラスティックのカトラリーをやめることは簡単でも、プラスティック製バルーンスティックを辞めることは難しそうです。
ちなみに、風船は天然ゴムがほとんどで、時間はかかりますが土に還ります。

使い捨てのものは、紙製のものの方が多いですが、最近は「食べられる食器」というものもあるらしいですよ。
このコロナ禍の影響で大人数が集まるホームパーティをすることはあまりないですが、またやるようになったときに少し意識してみることが大事ですね!

またいつか、友達を呼んでホームパーティができますように!
その時は、「NOプラスティック使い捨て製品」で。

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空間ビジュアルデザイナー
村井友起子
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●Instagramアカウント@ muraiyukiko.gc
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11歳、7歳男子ママ。札幌市出身。
住宅デザイン事務所で企画デザイン、設計プランニング、
広告用CGデザイン業に従事、
長男が1歳になってから、インド(ニューデリー)で4年半、アメリカ(ニューヨーク)で2年、子育てを経験し、帰国後は湘南に住む。
現在は、空間ビジュアルデザイナーとして、主に、
オンラインでコンサルティングやセミナー、ライブなどをする個人起業家さんのインテリア(背景)を整える、空間ビジュアルを通してのブランディングを行なっている。
【資格】_________
アイシングクッキー講師
パーティープランナー
インテリアコーディネーター
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●公式HP