COLUMN コラム

ママライフが豊かになるヨガコラム

ママライフが豊かになるヨガコラム第2号

こんにちは!ヨガインストラクターのayanoです。
今回も、私が育児中に、ヨガをやっていてよかったなあと感じることについて書かせていただきたいと思います♪

今回は、『思い込み』や『決めつけ』についてお話しします。
ヨガとエクササイズの大きな違いは、ヨガは体だけではなく、「心」や「思考」をよく観察する練習をしていく点であるということを、前回のコラムで書かせていただきました^^(よかったら前回のコラムも読んでみてください♪)

「体のくせ」に気づいていくのと同じように、「考えのくせ」にも気づいていくこと。
そして、「考えのくせ」を手放して、できるだけものごとをありのままに、ニュートラルに見ていくことの大切さを、ヨガでは教えてくれています。
そして、「考えのくせ」に大きく影響するのが、自分の持っている「価値観」や「固定概念」。言い方を変えると、『思い込み』や『決めつけ』です。
これが、子育て中に自分自身を苦しめる原因になるなあと痛感することが多いので
私の経験を織り交ぜながらお話ししていきたいと思います^^


私はどちらかといえば不器用で、頭が堅い人間です^^
でも、ヨガに出会ってから
『視野を広げる』であったり
『決めつけや、固定概念を手放す』
ということの大切さを学ぶ機会が多く、そうすることでだいぶ生きやすくなったように感じます。
それでもやっぱり、長年培ってきた人格というものは、なかなか根強く自分のベースを作っているので(とはいえ、これも大切な個性というか、私の性質なので、まるごと愛せる自分でありたい^^)
「あーまた視野が狭くなってたなあ」「決めつけてたなあ」
と気づかせられることも多々あります。

特に子育てをし始めてから、よくある。
なぜかということを少し俯瞰で、冷静に考えてみると、
子育てに関しては、我が子のために、こうしてあげたい!とか、こうしなきゃ!!!という気合いのようなものがあるんですよね。(愛あるがゆえだけど、時にこれがエゴになる;)そして、それが空回りして、結局自分が苦しくなっていることに気がついて、はっとする。そんな経験、みなさんにはありませんか??


本当に小さいことなのですが、例えば、お風呂について。
私のささいなエピソードをシェアします。

私は、主人がお仕事のときは、基本息子と二人でお風呂に入るのですが、イヤイヤ期らしきものに突入した息子は、服を脱ぐのがいや。お風呂にはもちろん入りたくない!なんとかお風呂に入らせることに成功しても、今度はとにかく遊んでほしいし、飽きるとバスタブによじ登ろうとしたりして、目が離せない!
そんな中自分の体を洗う時間を捻出することが難しく、髪を洗うときに目を閉じることもままならない。笑
そしてお風呂を出た後は、息子の体が冷えないように素早くローションを塗って、着替えさせて、その後に自分の髪を乾かすのも一苦労、、、
この煩わしい髪の毛どうにかならないかと考えたりしてました笑 (とはいえ、ベリーショートにする勇気もなくw)

とにかくお風呂のあとは、大仕事を一つ終えた気分。
きっと、世のママさんたちはみんな経験したことがあると思うのですが、、、。(子供が2人、3人いるママさん、本当に尊敬します!!)
そんな毎日を繰り返してきた私ですが、ある日、ふと気がつきました。とてもシンプルなことに。

私は早起きが日課なのです。
だったら夜のお風呂は息子のことに集中して朝の自分時間に、ゆっくりお風呂に入る日があってもいいじゃないか!!!息子も寝ているし、朝から気持ちもスッキリするし、そのあとの朝活もはかどる^^息子の夜泣きがなくなって、朝活を始めてから約半年。
なぜ気づかなかったのだろう!!!
本当にささいなことなんですけどね。

私が、お風呂は息子と一緒に済ませなきゃダメ!!って勝手に決めつけていたんですよね。そして、自分が大変になっていた。
少し視野を広げてみること。ちょっとだけ、思考を転換してみること。
そうすると、自分の中の、重要ではない決め事に気がつくかもしれません。
ルーティーンを決めること自体はとても素敵なこと。大切なこと。
だけど、それが心地良くなくて、ときに自分を苦しめていることに気付いたら
少し変えてみる勇気を持つことも、良いかもしれません。


ヨガを始めて、心から思うことは、『私たちは幸せになるために生まれてきた』ということ。自分がハッピーになることに、自分がオッケーを出して良いのです。

日本という国は特に、自分のことを後回しにして、相手を優先することを良しとするような国民性があると思うのですが(それは、日本人特有の奥ゆかしさで、とても素敵なところ!!)それをやりすぎることが時に自分をすり減らすことに繋がってしまうこともあるのかなあと感じます。
がんばっている自分をちゃんと認めてあげて、ちょっと手を抜くところを作ってみるのも良いかもしれません。だって、完璧の定義も人それぞれですし、価値観もみんな違う。完璧を求めすぎて、できなかったときに自分を責めたり、家族に当たってしまったりしたら、本末転倒だなあと、思うのです。


そんなことを心掛けるようになってからの、私の最近のエピソードをもう一つ。
とっても疲れていて、洗い物をせずに(基本私は、食べたらすぐ洗いたいタイプです笑)息子と一緒に眠ってしまった次の日の朝。起きたら主人が夜のうちに食器を洗ってくれていて、整然としたキッチンに遭遇しました。
「仕事で疲れてるのにありがとうー」と、申し訳ない気持ちで起きてきた主人に言うと、
「大丈夫^^洗いものするの結構好きだよ〜。」って。

主人は疲れているはずだ!洗いものなんて、やりたいはずがない!!
これも私の思い込み。先入観だったということに気がつきました。そして、何事も楽しむこと。目の前にあることに丁寧に向き合うこと。これも、ヨガでとても大切と教えてくれていることの一つですが(最初のコラムで詳しく書いています)改めて、主人から学ばせてもらいました。
当たり前になってはいけないけど、ときには甘えて良いんですよね。夫婦は助け合い。大切なことは、そこに感謝を忘れないこと。私はどちらかというと、甘え下手な方ので、これからは上手に甘える手段を、どんどん身につけていきたいと思っています笑


ママが笑っていないと、大切な家族は心から幸せを感じられない。
あなたが笑顔でいることが、
あなたが心から幸せを感じることが、
あなたの周りの大切な人の幸せに繋がっていきます。

1日くらいお風呂を抜いても、1日くらい洗いものをさぼっても、心が健康で、笑顔である方が、楽しいかもしれません。笑
毎日がんばってるママさんの皆様!いつも本当にお疲れさまです。
今日も少し肩の力を抜いて、たくさん笑って、たくさん家族に愛を伝えましょう♪

columnist

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山下 綾乃
【ヨガインストラクター】
【lululemon銀座SIXアンバサダー】
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●Instagram @ayano919
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*湘南茅ヶ崎在住 *1歳の男の子ママ

《資格》
-全米ヨガアライアンスRYT200
(Yogaloha Hawaiiにて)
-Bliss baby yoga Matanity yoga
-ASANAMANDARA TTC 80H 修了
(柳本和也先生に師事)
-シータヒーリング基礎&応用セミナー
-日本アロマ協会 アロマ検定1級
-アシュタンガヨガ指導者養成講座 修了
(ハラクマケン先生)

●公式HP

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