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レモンホームの家づくりコラム

地震に強い家。最大80%揺れを低減する「制震テープ」とは?

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地震が多発する日本において、住宅の取得を考えられている方の多くが、住宅の「耐震性能」や「制振性能」を気にされているのではないかと思います。

レモンホームでは、お客様に安心していただける住まいがご提案できるよう、耐震・制震性能を高める工法や建築資材を多数採用しております。

今回はそのなかから、最大80%の揺れを低減する「制震テープ」について詳しく解説します。

●制震テープとは?

制震テープとは、建物の構造部分に貼り付けることで地震の揺れを抑制するテープであり、高層ビルの制震装置に用いられる粘弾性体を、木造住宅用として両面テープ状に加工したものです。

柱・梁と面材の間に挟み込むことで、揺れを最大80%低減し、大地震時の損傷を極限まで抑えることが可能となります。

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【イラスト解説】
イラストのように、大地震時に柱と梁が平行四辺形に変形するのに対し、面材は長方形のまま抵抗するため相互間にズレが生じ、釘が曲がったり折れたりします。そのため住宅全体が緩み、地震の度に変位はドンドン大きくなっていきます。このズレる部位に厚さ1mmの制震テープを挟むことによって、振動エネルギーが熱エネルギーに変換され揺れが軽減されます。

●『家をまるごとダンパーにする』とは?

ダンパーとは、バネやゴムなどを用いて、衝撃や振動が伝わるのを弱めたり、静止させたりするための装置のことです。

制震テープを使用することで、家をまるごと制震装置とすることが可能となります。

兵庫県南部地震を何度も与えた実物大振動実験では、制震テープを使用することで、住宅の揺れ(層間変位)を最大80%低減できることが確認されています。

これは、制震テープを全体にバランスよく配置し、住宅まるごとダンパーにしているからこそなせる業だといえるでしょう。

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レモンホームでは、制震テープを採用し、地震の揺れに強い住宅をご提案しています。
地震に強い家について詳しく知りたい方は、ぜひ一度ご相談いただけますと幸いです。

制震テープについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひこちらの動画もご覧ください。

▼制震テープ紹介ムービー
https://youtu.be/y5D9HOec9Vk

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