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「結露しない家」はどうやって作る?高気密住宅の賢い選び方

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結露は住まいの大敵とも言われており、放っておくとカビの発生や建材の劣化を引き起こし、深刻な住宅トラブルになりかねません。

そんな結露の問題を解決する鍵となるのが、「高気密住宅」です。

今回は、効果的な結露対策ができる住まいの選び方と、具体的な対策ポイントについて解説します。

●高気密住宅選びで押さえるべき3つのポイント

住まい選びでまず確認したいのが、住宅の気密性能です。
専門用語が多く難しく感じるかもしれませんが、以下の3点をチェックすることから始めましょう。

1.住宅の基本性能
・ 省エネ等級はどのレベルか
・ 標準仕様で結露対策が含まれているか
・ 気密性能の保証内容はどうなっているか

2.窓や壁の仕様
・ 窓はペアガラス以上の断熱性能か
・ 結露が発生しやすい場所の対策は十分か
・ 壁の断熱材はどの程度の厚みがあるか

3.換気の仕組み
・ 24時間換気は標準装備か
・ 水回りの換気対策はどうなっているか
・ 普段の換気の手間はどの程度必要か

これらの基本的な項目をモデルハウス見学時などに確認し、不明点があればハウスメーカーや工務店の担当者に、分かりやすく説明を求めることが大切です。

●結露を防ぐための具体的な対策とは?

高気密住宅の性能を最大限に活かすためには、日々の暮らしの中での工夫も大切です。

まず重要なのが、温度差への対策。
カーテンやブラインドを上手に活用し、窓と室内の温度差を緩和するだけでなく、家具は壁から少し距離を空けることで、空気の流れを確保しましょう。

また、湿気対策も欠かせません。
洗濯物は可能な限り浴室乾燥機や外干しを活用し、調理時は必ず換気扇を使用します。

そして、最も大切なのが毎日の換気です。
24時間換気は常時運転を基本とし、併せて窓を開けたこまめな空気の入れ替えを習慣にしていただけたらと思います。

新しい住まいでの暮らしをより良いものにするために、これらのポイントを意識してみてくださいね。

レモンホームが提供する家の住宅性能については、こちらをご覧ください。
https://lemonhome.co.jp/comfort

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