COLUMN コラム
人気急上昇中の平屋!メリット・デメリットを徹底解説
現在、「平屋の家」への人気が高まっています。
核家族化が進み、部屋数がそれほど求められなくなってきた今、「居住空間をワンフロアでまとめたい」と考えている方には、平屋の家がぴったりといえるでしょう。
そこで今回は、平屋のメリットやデメリットを中心に、平屋の特徴について解説します。
●今、平屋が人気な理由
皆さんもご存知だと思いますが、平屋はリビングやキッチン、寝室、バスルームなど、生活に必要な空間をワンフロアに詰め込んだ「1階建ての家」のことです。
2階がない分、設計の自由度が高く、天井を高くとれるなど開放的な空間を作るうえでも有利な建物といえます。
レモンホームでも、下記のような理由から平屋を希望されるお客様が増えています。
・老後のことを考え、階段のない住まいを持ちたい
・マンションのように、暮らしをワンフロアで完結させたい
・平屋ならではの大きな屋根や、外観デザインに憧れている
また、Instagramを中心とした各種SNSの住宅系アカウントで「平屋特集」が組まれるなど、平屋そのものへの人気が高まっていることも、ご相談を多くいただくようになった理由の1つだと感じています。
●平屋のメリット
平屋にはいくつかのメリットがあります。
今回は3つに絞ってご紹介したいと思います。
メリット1:家事がラクになる
上下の移動がないので、生活動線や家事動線が効率的になり、家事がしやすくなります。
たとえば、1階で洗濯をして2階のベランダに干しに行くといった作業も、平屋の家であれば、横移動だけで済みます。
間取りを考える際も、平面移動だけなので効率的な間取りを考えやすくなるでしょう。
メリット2:コミュニケーションがとりやすい
平屋は全ての部屋が1階に集まっているため、いつでも家族の存在を感じながら生活することができます。
また、リビングを中心とした間取りにすることで、家族と顔を合わせる機会が自然と増え、コミュニケーションがとりやすくなるといった効果も期待できます。
メリット3:階段部分のスペースを有効活用できる
平屋の家には階段がないため、その空間を有効活用できるというのも大きなメリット。
一般的に、階段やホールの部分に必要なスペースは4~5畳ほどと言われているため、その空間を使って、収納スペースや書斎、趣味のスペースを設けることも可能です。
●平屋のデメリット
メリットの裏には、いくつかのデメリットも存在します。
デメリット1:広い敷地が必要となる
広い平屋を建てようと思うと、それだけ広い敷地が必要となります。
2階建てと同じ延べ床面積の家を建てるなら、単純に2倍の広さの敷地が必要です。
さらに、注意しなければならないのが建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)です。
広い土地だからといって、その敷地いっぱいに建物を建てられるわけではないので、しっかり確認しましょう。
デメリット2:日当たりや風通しが確保しづらくなる
部屋数が多くなると、中心部分にある部屋は日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。
もちろん、天窓の設置や、中庭を中心にコの字型やL字型の建物にするなど、設計上の工夫をすることで改善は可能です。
デメリット3:プライベート空間を作りづらい
平屋の家は、全ての部屋が1階に集まっているため、プライベート空間を確保することが難しくなるといった側面も考えられます。
平屋を検討される際は、ご家族と相談のうえ、それぞれのライフスタイルに合った間取りにすることをおすすめします。
●まとめ
開放感があり、ゆったりとした平屋での暮らし。
ぜひメリット、デメリットをきちんと把握したうえで、ご家族のライフスタイルに合ったプランを見つけていただければと思います。
レモンホームでは、平屋を含む施工事例を多数ご紹介しております。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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