COLUMN コラム
最近注目の「横並びダイニング」の魅力とは?
こんにちは、レモンホームです。
住まいの中で最も家族で過ごす時間の長い「リビングダイニング・キッチン」。
その使い方はライフスタイルによって様々で、キッチンとダイニングテーブルの配置=食事のスタイルもご家族によっていろいろです。その「配置」で、最近採用する人が増えているのが「横並びダイニング」というスタイルです。
オーソドックスな配置は、システムキッチンの向かい側にテーブルというスタイルですが、写真のようにキッチンからダイニングテーブルまで一直線に並んだ配置が注目されています。では、どんなメリットがあるのでしょうか?
●家事の効率が良くなる
大きな違いは、キッチンからダイニングテーブルまでの移動距離です。
料理→配膳→食事→片付けという家事の流れの中で、キッチンとダイニングテーブルを何度も往復しています。この移動を最小限にできるのが、横並びダイニングです。
手を伸ばせばお皿を置けますし、ほとんど歩かずに移動できるので無駄な行き来がなくなります。ほんの少しの距離の違いですが、小さな負担がなくなることで「家事が楽!」と感じる方が多いようです。
●食事中の家族の要求にも対応しやすい
お子さまのおかわりや調味料が欲しいというリクエストに対応しやすいという点も便利なポイント。横並びならテーブルに座ったままでもコンロが見えるので、お料理を温めながらお子さんのお世話をすることができます。
●子どもの様子がよく見える
横並びダイニングは、ダイニングテーブルで宿題をするお子さまの様子を見る時にも活躍します。
対面キッチンでは、反対方向から見ることになりカウンターもあるので対応しにくいですが、横並びキッチンならお子さまのノートも同じ向きで見えるからスムーズです。
一方で横並びダイニングは、文字通り横に長いダイニングキッチンになるので、間取りの作り方には工夫が必要です。
一般的なシステムキッチンの長さは2.5m前後、4人がけダイニングテーブルの長さは1.2mから1.5mくらい。これを横に並べても問題ない広さが取れることが、大切なポイントになります。
ダイニングテーブルに座っている人がいても、その後ろを通れるくらい移動のための通路に余裕を持たせることもポイントです。
家を建てる時には、ご家族が日常どのような過ごし方をするかを考えることがとても大事。
いろいろとメリットのある「横並びダイニング」を採用したいとお考えなら、設計段階でその希望をお伝えいただいて、快適に過ごせる空間になるよう一緒に間取りを考えていきましょう。