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家族をつなぐリビング階段!メリットとデメリットを徹底解説

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住まいの間取りを考える際、階段の配置は大きなポイントとなります。
今回は、近年人気が高まっている「リビング階段」にフォーカスして、そのメリットとデメリットを解説したいと思います。

リビング階段とは

リビング階段とは、リビングに直接設置された階段のことです。
廊下や玄関ホールではなく、生活の中心となるリビングから直接2階へアクセスできる階段で、開放的な空間づくりと家族のコミュニケーションを促すなど、さまざまな特徴があります。

なぜ今、リビング階段が人気?

現代の住宅に求めるニーズは、かつての「個」を重視した生活から、家族との時間を大切にする傾向へと変化してきているように感じます。
それに伴い注目を集めるようになったのが、リビング階段です。

リビング階段は、家族同士が目を合わせる機会が自然と増え、家族の何気ないコミュニケーションを促す効果が期待できます。

また、階段下のスペースを有効活用できたり、リビングにカウンターを設けたりすることで、家族で使えるスペースが広がることも魅力です。

インテリアのアクセントとしても、“あえて見せる空間”として、室内をおしゃれに演出します。

リビング階段のメリット、デメリット

続いて、リビング階段のメリットとデメリットについて紹介します。
それぞれをしっかり把握したうえで検討することが大切です。

■メリット
・家族のコミュニケーションが自然と増える
・開放感のある空間づくりが実現できる
・階段下などのスペースを有効活用できる
・インテリアとしてのデザイン性が高い
・2階のフリースペースとの一体感が生まれやすい

■デメリット
・温度差による光熱費の増加
(冬は暖かい空気が2階へ逃げ、夏は2階の熱が1階へ降りる)
・生活音が伝わりやすい
(テレビや会話の音、2階の足音などが響きやすい)
・プライバシーの確保が難しい
(来客時や子どもの成長に伴い問題になることも)

間取りの注意点

リビング階段を検討する際は、吹き抜けとの関係や2階のフリースペースとの連携を考慮しましょう。
小さなお子さんやお年寄りがいる家庭では、階段の形状や手すりの設置など安全性の確保も重要です。

子どもの成長や家族構成の変化により、プライバシーの需要が変わることも考えて、将来的な生活変化も想定した設計がおすすめです。

レモンホームでは、リビング階段を採用した新築分譲住宅を多数ご用意しております。
ぜひご覧になってみてくださいね。
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