COLUMN コラム

レモンホームの家づくりコラム

家族が集う「ピットリビング」のある家

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こんにちは、レモンホームです。

みなさんは、「ピットリビング」という言葉を聞かれたことはありますか?
「ピットリビング」とは、床に段差を付け、ほかのスペースよりも一段低い位置につくられたリビングのこと。「ダウンフロア」と呼ばれることもあります。
段差で目線をコントロールすることで、壁や仕切りなどを設けずに視覚的に空間を区切ることが特徴で、空間に奥行きが生まれ、限られたスペースを広く見せてくれる効果があります。

「ピットリビング」の一番のメリットと言われるのは、空間を『緩やかに』区切れることです。
ワンフロアの広いリビングをつくると、食事をするスペースやくつろぐスペース、キッチン周りなどの空間を区別しづらく、かえって雑然とした印象になってしまうことがあります。かといって、壁やパーテーション、家具などで区切ってしまうと開放感を損なってしまいます。
ピットリビングで部屋の一部を下げ、視覚的に空間を区切る方法なら、一目で空間の役割が明確になり、仕切りがなくてもメリハリのあるすっきりとしたリビングをつくることができます。

また、ピットリビングは床が一段低い分、天井の高さを際立たせ、空間に奥行きを与える効果もあります。また、家具の位置が下がり、視線が部屋の奥に届きやすくなるため、ゆったりとした印象を与えてくれるでしょう。

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▲ピットリビングにしたことで、平面のリビングよりも落ち着いた魅力的な空間になりました。(当社施工事例より)

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▲段差を利用してベンチのように腰掛けたり、背もたれのようにもたれ掛かって座ることも出来るなど使い勝手は様々です。(当社施工事例より)

さて、リビングに「凹み」を作るという方法とは逆に、リビングの一部の床高を上げて変化をつける演出もあります。

▼下の写真は、広いLDKが単調にならないよう、ダイニングの床高をリビングより1段上げてステージダイニングにした空間。

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▼こちらは、リビングの一画の床高を上げてアイアンの手摺りでゾーニングした、ワークスペースのある空間。

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こちらの事例の他にも、様々な「こだわりの住まい」をご紹介しています。
住まいづくりの参考に、ぜひチェックしてみてください。
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